ラジウム温泉とは、ラドンやトロンといった元素が溶け込んでいる温泉の事を言います。ラジウム温泉は泉質としてとても貴重で、その数は全体の4%程。ご存知ない方も多くいらっしゃいます。
地球上で放射線を出しているのは、大きく分けてウラン系の鉱物とトリウム系の鉱物の2つです。放射性の元素は、存在自体が不安定なため、安定した元素に変化しようとします。これを「放射性崩壊」、あるいは「放射性壊変」と言います。トリウムやウランが放射性崩壊をしていくとラジウムという固体物質になるのですが、それでもまだ不安定な状態であるため、さらに放射性崩壊をして今度は固体から気体へと変化します。この気体こそがラドン、トロンなのです。元の鉱物がウランの場合にはラドン、トリウムの場合はトロンとなります。
なぜ温泉にラドンやトロンが溶け込むのか?それは温泉水が地中から地上へと湧き出る際に、ラジウムを含有する岩盤を通過するためです。ラジウム温泉地として特に有名なのが、秋田県の玉川温泉。鳥取県の三朝温泉です。玉川温泉は北投石の産出場所として知られ、三朝温泉には温泉研究所もあり多大な功績を残しています。それ程有名ではありませんが、鹿児島県の高隈ラジウム社所有の猿ヶ城温泉や、岐阜県のローソク温泉も高いラジウム濃度を誇っています。
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高隈山系の峰から湧き出す温泉の量は一般に比べると少なく、貴重なもの。そのため、飲用として出荷出来る量がどうしても限られてしまいます。ラジウム温泉を飲用としてまだ試した事がないという方。是非、お取り寄せください。